ドミニク・ラフォン　ブルゴーニュ・シャルドネ　2019

生産者紹介

ドミニク・ラフォンは、ムルソーの最高峰のドメーヌ、「コント・ラフォン」の元当主であり、世界的にその名を知られる伝説的な醸造家です。
2008年に彼は自身の名を冠したこのネゴシアンを立ち上げました。
ネゴシアンとして位置づけられていますが、ブドウ栽培から醸造、瓶詰めに至るまで彼の厳格な管理のもとで行われており、実質的にはドメーヌものと変わらない品質を誇ります。
「ムルソーの巨匠」が自由な発想で手掛けるこのワインは、日本の限られた代理店でのみ取り扱われる希少なもので少量しか流通しておらず、どのワインも入手が難しいコレクションとなっています。

このワインについて

ACブルゴーニュの格付けですが、その実態はムルソーのリュー・ディ「レ・グランド・クチュール」にある0.6haの区画と、ピュリニー・モンラッシェのリュー・ディ「レ・フェメロット」にある1.2haの区画という、二つの銘醸村の優良区画から手摘み収穫されたシャルドネ100%で造られています。
2019年ヴィンテージは、暑く乾燥した気候により収量が減少し、ブドウの凝縮度が極限まで高まった偉大な年です。
ノーズは、熟した白桃、洋ナシ、柑橘系の皮といった凝縮感のあるアロマに、白い花、そしてヘーゼルナッツや微かな火打石のニュアンスが重なります。口に含むと、凝縮した果実味によるリッチなボディを感じさせつつも、2019年特有の生き生きとした上質な酸が全体を引き締め、素晴らしいバランスとなっています。 
「プティ・ムルソー」の通称に恥じない、力強さとフィネスを高次元で兼ね備えた一本です。

ヴィンテージ情報

2019年のブルゴーニュは、暑く乾燥した夏となりましたが、ブドウは酸を保ったまま完璧に熟し、リッチさとフレッシュさが奇跡的に共存するグレート・ヴィンテージとなりました。
白ワインは、黄金色の輝きを持ち、高い凝縮感とエネルギーに満ちた、長期熟成も可能な素晴らしい仕上がりです。

商品情報

相性の良い料理例

• 鶏肉のクリーム煮込み
• ホタテのソテー
• 白身魚のムニエル
• 熟成したコンテチーズやグリュイエールチーズ　など