ジャン・シャルル・リオン　クロ・ヴージョ　ル・プティ・モーペルテュイ　2010

生産者紹介

ジャン・シャルル・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュを代表する造り手、ダニエル・リオンの孫にあたります。ダニエル・リオンが1955年に設立したドメーヌは、1995年に長男パトリスが継承しましたが、その後2000年にパトリスが独立。その後は、クリストフとオリヴィエが栽培醸造を担当し、妹パスカルが販売を行っていました。
2018年にダニエル・リオンは活動を終了し、ダニエルの孫であるジャン・シャルル・リオンが新たな道を歩んでいます。

このワインについて

ブルゴーニュで最も有名なグラン・クリュのひとつであるクロ・ヴージョ。このワインは、その中でも「プティ・モーペルテュイ」と呼ばれる小さな区画のブドウから造られる、ジャン・シャルル・リオンの傑作です。
ワインに深みと複雑さを与えるため、新樽をかなりの割合で使用しており、バニラやスパイスのニュアンスが繊細に溶け込んでいます。2010年ヴィンテージは、凝縮したラズベリーやチェリーといった赤系果実のアロマに、紅茶やスパイス、湿った土、ほのかなオークのニュアンスが重なります。口に含むと、力強さとフィネスを両立した、シルキーで滑らかなテクスチャーが楽しめます。しっかりとした骨格ときめ細かく熟したタンニン、そして生き生きとした酸味が見事に調和した、素晴らしい完成度を誇る一本です。

ヴィンテージ情報

2010年のブルゴーニュは、冷涼な気候と収量の少なさから、凝縮感と高い酸を持つ、極めて優れたグレート・ヴィンテージとなりました。この年のワインは、非常にクラシックで、テロワールの個性が純粋に表現された力強いスタイルが特徴です。クロ・ヴージョにおいても、ブドウは優れた熟度を得て、豊満な果実味と、シルキーなタンニンを持つ、飲みごたえのあるワインが生み出されました。

商品情報

相性の良い料理例

• トリュフを使った料理
  
• ジビエ料理
  
• じっくりと煮込んだ牛肉料理
• エポワスなどのウォッシュチーズ　など