コシュ・デュリ　ムルソー　2020

生産者紹介

ドメーヌ・コシュ・デュリは、ブルゴーニュ、ムルソーに蔵を構える最高峰のドメーヌです。3代目当主であるジャン・フランソワ・コシュ氏は「ムルソーの神様」と称され、世界で最も偉大な白ワインの造り手の一人です。現在は息子のラファエル・コシュ氏がその哲学を受け継いでいます。 ドメーヌの畑の面積は10.5ヘクタールで、そのうち8.5ヘクタールにはシャルドネとアリゴテが植えられています。彼らの哲学は、初代から続くノンフィルター、最低18ヶ月の長期熟成を特徴とする堅牢なワイン造りを守りつつ、徹底した低収量と最小限の介入を貫くこと。その結果、非常にピュアでエレガントな、比類なき仕上がりのワインとなり、全てのキュヴェが全世界で争奪戦となっています。

このワインについて

ドメーヌの真髄が詰まったこのムルソー村名キュヴェは、美しい景色が広がる斜面の優良区画ナルヴォーを中心としたブドウが使用されます。この畑は、ワインに力強いミネラル感とテロワールの複雑性を与えます。
2020年ヴィンテージは、温暖な年の特性が色濃く現れた、豊満さと緻密なミネラルが両立した傑作です。ノーズは、熟した洋ナシ、ハチミツ、そしてバタースコッチのようなリッチなアロマに、コシュ・デュリ特有のスモーキーな火打石の香りが層をなします。口に含むと、圧倒的な凝縮感と肉付きの良いテクスチャーが広がり、丸く熟した酸と力強いミネラルが共存。
若いうちから豊満な果実感が楽しめつつも、スケールが大きく卓越した長期熟成ポテンシャルを併せ持ちます。

ヴィンテージ情報

2020年のブルゴーニュは、温暖で乾燥した生育期に恵まれ、ブドウの凝縮度が高まった傑出したグレート・ヴィンテージです。
収量は控えめでしたが、その分、果実の品質が極めて高く、特に白ワインは、力強いミネラル感と豊かな果実味が両立した、豊満で長期熟成のポテンシャルを強く秘めたスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• オマール海老や伊勢海老のグリル、ソテー
• トリュフ入りオムレツ
• 高級な鶏肉のローストや仔牛肉のソテー
• 熟成したコンテやエポワスなどのウォッシュチーズ　など