モンシー / シュヴェルニー　クロ・デサンドレ 2013【アウトレット】

生産者紹介

ドメーヌ・ド・モンシーは、ロワール地方のシュヴェルニー地区に位置する、家族経営の生産者です。当主ローラ・アランダー氏はイタリアのオリーブオイル生産者の家系出身で、プロの美食シェフとの交流を経てワイン造りを志し、「自分がロワールのシュヴェルニーに恋している」ことを感じ、2007年にドメーヌを取得し最初の収穫を迎えました。 有機農法の原則に従い人工的な添加物無しで醸し、粘土質で珪酸を含んだ白亜質土壌の畑は完全な手作業で収穫されます。 特に、レストランにとって十二分な満足を得られるワイン造りに徹しており、彼女の哲学はワインがその年の土壌と気候、テロワールを素直に反映することを目指しています。

このワインについて

シュヴェルニーのアペラシオンを名乗る、ソーヴィニヨン・ブラン100%の単一畑キュヴェです。畑名「クロ・デ・サンドル（Clos des Cendres：灰の囲い地）」は、この地の独特な土壌構成に由来する鉱物的なミネラル感が特徴です。古樽感で10ヶ月熟成されます。
2013年ヴィンテージは、既に10年以上の熟成を経ており、グレープフルーツや洋梨、白い花のフレッシュなアロマから、熟成によりハチミツ、ジンジャー、火打石のスモーキーなニュアンスが複雑に重なります。
長い余韻があり、時間の経過で柔らかになった酸がワインを優しく引き締め、豊かな芳香が複雑味を強調します。

ヴィンテージ情報

2013年のロワールは、春の遅霜や夏の長雨など、挑戦的な気候に見舞われたヴィンテージでした。このため収量は少なかったものの、ブドウは高い酸と良好な凝縮度を保ったまま成熟しました。
この年の白ワインは強靭な骨格と酸を持ち、熟成を経て真価を発揮する長命なヴィンテージとして評価されています。

商品情報

相性の良い料理例

• アスパラガスや山菜の天ぷら
• ホタテや甲殻類のソテー
• 鶏肉のロースト
• シェーブルチーズ（クロタン・ド・シャヴィニョルなど）　など