フォリー　リュリー　ブラン　クロ・サン・ジャック　2022

生産者紹介

ドメーヌ・ド・ラ・フォリーは、ブルゴーニュのコート・シャロネーズ地区、シャニーに位置する由緒あるドメーヌです。16世紀に遡る歴史を持ち、現在はリュリーの最も名声のある一級畑「クロ・サン・ジャック」を含む、合計13ヘクタールの畑を所有しています。 彼らの哲学は、「ドメーヌの真の特徴であるフレッシュさ」と「ブドウ品種の繊細さ」を表現すること。栽培はリュット・レゾネを実践し、醸造においてはSO2無添加で醸し、介入を最小限に抑えるという、ピュアなスタイルを追求しています。

このワインについて

リュリーにおいて最も名高い一級畑であり、ドメーヌが単独所有する「クロ・サン・ジャック」のシャルドネです。この畑は、1.69ヘクタールという決して広くない面積に、平均樹齢80～90年という古樹が植えられています。東向きの粘土石灰質土壌という優良なテロワールが、ワインに緻密なミネラルと凝縮度を与えます。 ブドウは丁寧に管理された畑から、小さな木箱による手作業で収穫されます。
2022年ヴィンテージは、温暖な年の特性による豊満なボリュームと、クロ・サン・ジャックのテロワールによる緻密なミネラルが調和した傑作です。
ノーズは、熟した白桃、洋ナシといった芳醇な果実のアロマに、洗練された白い花、レモンピール、そして硬質なミネラル香が複雑に重なります。口に含むと、緊張感のある生き生きとした酸が豊かな果実味を支え、中盤から非常に長く繊細な余韻へと変化していきます。
一級畑らしい骨格とエレガンスを持つ、素晴らしいポテンシャルを持った一本です。

ヴィンテージ情報

2022年のブルゴーニュは、温暖で乾燥した生育期に恵まれ、ブドウが健全に完熟した傑出した優良ヴィンテージです。収量は多く、果実の凝縮度が高まりました。
この年の白ワインは、豊満なボリューム感がありながら、酸が適度で丸みを帯びているのが特徴です。

商品情報

相性の良い料理例

• オマール海老やロブスターのソテー
• 鶏肉や白身魚のクリーム煮込み
• フォアグラのテリーヌ
• 熟成したコンテや白カビチーズ　など