バロ・ミロ　ブルゴーニュ　シャルドネ　2022

生産者紹介

ドメーヌ・バロ・ミロ・エ・フィスは、17世紀から続く歴史を持つムルソーのドメーヌで、「第二のコント・ラフォン」とも称される次世代の担い手です。現当主である17代目のシャルル・バロ氏が、父からドメーヌを引き継いで以来、その評価が急上昇しています。
シャルル氏は「すべてはバランスである」という信念のもと、重過ぎるワインを避けた造りに取り組んでおり、ムルソーを拠点に約11ヘクタールの畑を所有し、他にもポマールやヴォルネイ、シャサーニュ・モンラッシェなどの地域でもワインを生産しています。
ブドウ栽培においては、10数年前から除草剤などを一切使用せず、必要な時に必要なだけのトリートメントを施す「リュット・レゾネ」に取り組み、本格的にビオロジックな農法を導入し、テロワールとヴィンテージの特性を最大限に引き出すことに情熱を注いでいます。

このワインについて

ムルソーを拠点とするトップドメーヌが手掛けるブルゴーニュ・ブランです。
このキュヴェは、70%ムルソー、30%ピュリニー・モンラッシェという、コート・ド・ボーヌの最高峰アペラシオンのブドウをブレンドすることで、並みのブルゴーニュ・ブランを遥かに超える品質を誇ります。 醸造は、マロラクティック発酵後、新樽約20％で約12ヶ月の樽熟成を経ます。
香りには、フレッシュな柑橘系の花、熟した洋ナシ、そして砕いた石のようなミネラル感が鮮やかに広がり、口に含むと、ムルソーらしい丸みとクリーミーなテクスチャー、そしてピュリニーのシャープな酸が調和します。
洗練された味わいが、その高いポテンシャルを示しています。

ヴィンテージ情報

2022年のブルゴーニュは、温暖で日照量に恵まれた、傑出した優良ヴィンテージです。春の霜害を乗り越え、夏は高温でしたがブドウは健全に完熟し、品質・量ともに良好な収穫となりました。
この年のワインは、豊満な果実味がありながらも、フレッシュな酸が全体を引き締める、バランスの取れた豊かなスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• 魚のバターソテー
• 鶏肉のロースト
• アペリティフ（サラダ、シャルキュトリーやナッツ）
• 熟成したハードチーズや白カビチーズ　など