ヴァンサン・カレーム ヴーヴレ・セック　ル・ポー・モリエ 2013【アウトレット】

生産者紹介

ドメーヌ・ヴァンサン・カレームは、ロワール地方ヴーヴレの若き才能として注目される生産者です。南アフリカでの醸造経験を経て帰国し、家族の畑を引き継ぎました。
彼は、ヴーヴレ復興の牽引役として知られ、ブドウ栽培はビオロジック認証を取得しています。
ドメーヌの哲学は、ブドウが持つ天然の酸とテロワールのミネラル感を最大限に引き出すこと。特にシュナン・ブランの多様性に魅了され、テロワールを反映したエレガントで長命なワインを造り出しています。

このワインについて

ヴーヴレの単一畑「ル・ポー・モリエ（Le Peu Morier）」のシュナン・ブラン100%から造られる辛口ワインです。この畑は、火打石（シレックス）を含む粘土質の土壌が特徴で、樹齢50年を超える古木から収穫されます。
醸造は、400リットルの樽を用い、10%の新樽を使いながら約10ヶ月の熟成を経ています。残糖は3 g/Lと極めて少なく、非常にドライなスタイルです。
10年以上の熟成に耐えられるポテンシャルを持ち、熟成を経たことで、アプリコット、マルメロ、ハチミツの芳醇なアロマに、火打石のようなミネラル感が絡み合います。口に含むと、強靭な酸と引き締まった骨格が感じられ、シャープでありながら、熟成と樽熟成によるリッチで複雑な果実味が調和する、偉大なシュナン・ブランです。

ヴィンテージ情報

2013年のロワールは、春の遅霜や夏の長雨など、挑戦的な気候に見舞われたヴィンテージでした。ヴーヴレでも雹害がありましたが、その後に天候が回復し、ブドウは高い酸と良好な凝縮度を保ったまま成熟しました。
この年のワインは、強靭な骨格と緊張感を持ち、熟成を経て真価を発揮するクラシックな長命ヴィンテージとして評価されています。

商品情報

相性の良い料理例

• 仔牛のクリーム煮込み（ブランケット・ド・ヴォー）
• バターを使用した甲殻類や魚のグリル
• 鶏肉や豚肉のロースト
• 熟成したシェーブルチーズやコンテなどのハードチーズ　など