ポムロール　シャトー・ヴレ・クロワ・ド・ゲイ (by Latour)　2013【アウトレット】

生産者紹介

シャトー・ヴレ・クロワ・ド・ゲイの歴史は19世紀に遡ります。1949年にギシャール家がこのシャトーを購入しました。当時、シャトー名は「クロワ・ド・ゲイ（Croix de Gay）」でしたが、近隣のシャトーがすでにこの名前を登録していたため、「ヴレ（Vray、真の）」を冠して「シャトー・ヴレ・クロワ・ド・ゲイ」となりました。
2005年まで、このシャトーは著名なネゴシアンであるムエックス社によって管理されていましたが、その後、ギシャール家の娘婿であるゴールドシュミット家の所有に移り、シャトー自身で管理を行うようになりました。彼らは、著名な醸造家であるステファン・ドゥルノンクール氏をコンサルタントに迎え、品質向上に努めました。
そして、2014年、シャトー・ヴレ・クロワ・ド・ゲイは、シャトー・ラトゥールを所有するアルテミス・グループ（フランソワ・ピノー氏が代表を務める）によって買収されました。アルテミス・グループは、畑の改良（カベルネ・ソーヴィニヨンをカベルネ・フランに植え替えなど）や醸造設備の近代化など、様々な改革を行い、シャトーのポテンシャルを最大限に引き出すための投資を行っています。

このワインについて

2013年は、このシャトーがアルテミス・グループに買収される前年のヴィンテージであり、ギシャール家／ゴールドシュミット家の下で造られた最後のヴィンテージとなります。ある意味で、シャトーの歴史における変革期を捉えたヴィンテージと言えるかもしれません。
繊細なブラックチェリー、オーク、そして土っぽい風味が特徴で、チェリーの美しい余韻にさらさらと流れるようなタンニンが感じられます。

ヴィンテージ情報

2013年のボルドーは全体的に、ワインは軽やかで、アルコール度数は低めですが、近年の強烈なワインと比較してエレガントな仕上がりが多いです。ポムロールは成功したエリアの一つで、メルローは柔らかく、カベルネ・フランは安定しており、フレッシュなワインも多くあったため若いうちからも楽しめました。

商品情報

相性の良い料理例

• ローストビーフ
  
• ジビエ（鴨や鹿、ラムなどの赤身系）のローストやグリル、煮込み
• ウナギの蒲焼、赤ワイン煮込み
• 熟成感のある白カビチーズやハードチーズ　など