ラモネ　シャサーニュ・モンラッシェ　モルジョ・ルージュ　2020

ドメーヌ・ラモネは、ブルゴーニュ地方のシャサーニュ・モンラッシェ村を拠点とする、非常に評価の高い家族経営のドメーヌです。
その歴史は、ピエール・ラモネ氏によって20世紀初頭に始まりました。彼は、シャサーニュ・モンラッシェ村のいくつかの素晴らしい区画の畑を少しずつ購入し、ドメーヌの基礎を築きました。特に、モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、ビエンヴニュ・バタール・モンラッシェといった特級畑のワインは、その卓越した品質で名声を博し、　いまやシャサーニュ・モンラッシェの最高峰の座に君臨するまでに至りました。

現在は、ピエールの息子アンドレ・ラモネ氏の娘であるクリステル・ラモネ女史と、その夫であるジャン＝クロード・バシュレ氏がドメーヌを運営しています。
ラモネ特級畑のワインは依然として入手困難であり、世界中のワイン愛好家垂涎の的となっています。

チェリーやラズベリーの新鮮な赤い果実のアロマが特徴のワインです。
土やスパイス（ペッパー、クローブ）、オーク由来のバニラのニュアンスも感じられます。
生き生きとした酸味と調和の取れたタンニンがあり、余韻は長くエレガントで、ミネラル感が深みを与えています。
今後さらに数年間の瓶内熟成が期待できます。
シャサーニュ・モンラッシェ村は、世界的に白ワインの評価が圧倒的に高いですが、赤ワインの生産はごくわずかです。
その中でも、一級畑であるモルジョの赤ワインは、非常に稀少価値の高い逸品と言えます！

2020年のブルゴーニュは、1900年以降で最も穏やかな冬を経て、早熟なブドウの成長が見られました。非常に暑く乾燥した年で、特に7月は降雨が少なく気温が高かったため、凝縮感があり、なおかつ自然と選果も厳しくできたため、温暖な年ながらフレッシュな味わいを持つ仕上がりとなりました。
長期熟成が期待できる傑出したヴィンテージです。

ブドウ品種：ピノ・ノワール

おすすめマリアージュ：ラム（グリル、ロースト）、豚肉（グリル、ロースト）、タンドリーチキン、すき焼き、コクの強い白カビチーズなど