ブノワ・ジラルダン　サヴィニー・レ・ボーヌ　V.V.　ブラン2020

生産者紹介

ドメーヌ・ブノワ・ジラルダンは、1970年代からムルソーでワインを造り続けてきた名門ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダンから、現当主ブノワ氏が2012年に独立して設立したドメーヌです。ボーヌの北に位置するサヴィニー・レ・ボーヌを拠点とし、父から受け継いだ畑に加え、新たにムルソーやヴォルネイ、ポマールなどに所有畑を広げています。
ブノワ氏は、テロワールの純粋な表現を最も重要視しており、畑ではビオロジックを実践。醸造においては、天然酵母で発酵させ、新樽比率を抑えた古樽を中心に用いることで、ピュアで繊細な果実味を尊重したワイン造りを行っています。
新世代のヴィニュロンとして、コート・ド・ボーヌで大きな注目を集めています。

このワインについて

サヴィニー・レ・ボーヌ村の樹齢40年の古木が植えられた0.6haの優良区画のシャルドネから造られる、凝縮感に満ちた白ワインです。
2020年ヴィンテージは、レモンシャーベット、塩漬けライム、洋ナシの皮、牧草地の花といった、冷涼でピュアなアロマが特徴的です。口に含むと、カリカリとした塩辛いアタックへと導かれ、古木由来の凝縮された果実味と、サヴィニー・レ・ボーヌのテロワールがもたらす清潔感のあるミネラルと高い酸が全体をエレガントにまとめ上げます。
その区画が持つテロワールの個性が純粋に表現された、今後の熟成にも期待ができる一本です。

ヴィンテージ情報

2020年のブルゴーニュは、温暖で乾燥した生育期に恵まれた優良ヴィンテージです。ブドウは健全に完熟し、収量は少ないながらも凝縮度の高い果実が得られました。
この年の白ワインは、リッチな果実味と高い酸が共存するスタイルとなり、力強さとフレッシュさのバランスに優れています。

商品情報

相性の良い料理例

• 鶏肉のクリームソース煮込み
• 魚介類のマリネやカルパッチョ
• ポークソテー
• 熟成したハードチーズやウォッシュチーズ　など