ジャン・シャルル・ルクイエ　シャサーニュ・モンラッシェ　クロ・サン・ジャン　ルージュ　2001

生産者紹介

ジャン・シャルル・ルクイエは、ボーヌ郊外に本拠を置く、古酒を専門に扱うネゴシアン「セリエ・デ・ウルシュリーヌ」が手掛けるブランドの一つです。独自の幅広い仕入れルートからワインを調達し、自社で熟成させた後、ジョセフ・ドルーアン、ルイ・ジャド、ルイ・ラトゥールといった著名な大手メゾンにも提供するなど、稀有なビジネスモデルを持っています。その品質は、長年の経験と熟成への深い理解に裏打ちされており、信頼性の高い古酒を世に送り出しています。

このワインについて

白ワインで名高いシャサーニュ・モンラッシェの中でも、特に赤ワインの生産に適した一級畑「クロ・サン・ジャン」のピノ・ノワールから造られる、希少な一本です。
2001年ヴィンテージという20年以上の熟成を経て、淡く美しい色合いへと変化しています。香りには、キノコや土、紅茶などの熟成由来の複雑なニュアンスに、まだ残る赤系果実のフルーティな要素が調和。口に含むと、タンニンは完全に溶け込み、シルキーで滑らかなテクスチャーが楽しめます。
熟成がもたらす優雅さと、畑の個性が融合した、奥深い味わいのワインです。

ヴィンテージ情報

2001年のブルゴーニュは、比較的冷涼な気候に恵まれ、クラシックなスタイルのワインが生まれた年です。ブドウはゆっくりと成熟し、生き生きとした酸と繊細なストラクチャーを持つワインに仕上がりました。この年のワインは、力強さよりもエレガンスが際立ち、長期熟成を経て、熟成香がより複雑に花開くポテンシャルを秘めています。

商品情報

相性の良い料理例

• 鶏肉のロースト
  
• トリュフを使った料理
  
• キノコのソテー
• 熟成したコンテやエポワスなどのチーズ　など