シャトー・ド・ラ・マルトロワ　シャサーニュ・モンラッシェ　ラ・ブードリオット　ルージュ　2021

生産者紹介

シャトー・ド・ラ・マルトロワは、15世紀に建てられたシャサーニュ村の位置した洋館を擁する、シャサーニュ・モンラッシェの歴史的なドメーヌです。
現当主のジャン・ピエール・コルニュ氏は、モダンアートを愛する前衛的な一面を持ちながらも、ワイン造りにおいてはクラシックなスタイルに回帰。1992年からワイン造りを手掛け、特に厳しい収量制限と、テロワールを尊重した伝統的な手法を徹底しています。その哲学は、白ワインの骨太なミネラル感と、赤ワインの熟したタンニンと果実味の均衡という形で、ワインに明確に現れています。

このワインについて

白ワインの銘醸地シャサーニュ・モンラッシェにおいて、赤ワインも卓越した品質を誇る一級畑「ラ・ブードリオット」のピノ・ノワールから造られる、希少な赤ワインです。
この畑は、ふくよかな果実味と力強いミネラル感を持つテロワールとして知られています。
2021年ヴィンテージは、スパイシーでペッパーのような香りに加え、様々なダークベリーと柔らかな土のニュアンスがあります。口に含むと、ジューシーで丸みのある味わいがボディ感と結びつき、滑らかながらも軽やかな素朴な味わいが広がります。
若いうちから楽しむこともできますが、10年ほどの熟成で更なる複雑味と価値が感じられるでしょう。

ヴィンテージ情報

2021年のブルゴーニュは、春の遅霜や夏の冷涼な気候により、生産量が大幅に減少した困難なヴィンテージとなりました。しかし、この厳しい状況を乗り越えたワインは、高い酸と引き締まった骨格を持つ古典的でエレガントなスタイルに仕上がっています。シャサーニュ・モンラッシェにおいても、ピュアな果実味と、熟成によってさらに複雑さを増すポテンシャルを秘めた、クラシックなスタイルの赤ワインが生まれました。

商品情報

相性の良い料理例

• 鶏肉や豚肉のロースト（ハーブ風味）
• キノコのソテーやパイ
• デミグラスソースを使った料理
• エポワスなどのウォッシュチーズ　など