クロード・デュガ　ブルゴーニュ　ブラン　2021

生産者紹介

クロード・デュガは、世界中で絶大な評価を誇るジュヴレ・シャンベルタンのトップドメーヌです。わずか3ヘクタールという限られた畑からワインを造るため、生産量は極端に少なく、代表キュヴェであるグリオット・シャンベルタンも多くて年間50ケース程しか生産されません。特に1993年のグリオット・シャンベルタンはロバート・パーカーが100点を付けたブルゴーニュの中の数少ないワインの一つです。
現在、ブルゴーニュ・ルージュ、ジュヴレ・シャンベルタン、一級畑2種、特級畑3種の計7種類のワインを生産しています。
彼の畑には樹齢70年以上の古樹が植えられており、超低収量での収穫を行います。自然なワイン造りを重視し、化学肥料を使わず、岩草や海草を用いて土壌の活性化を図るなど、ブドウ樹が本来持つ生命力に委ねることで、豊かなテロワールを表現しています。

このワインについて

赤ワインの巨匠がごく僅かに生産する、極めて稀少な白ワインです。
ブドウは、ジュヴレ・シャンベルタン村に位置するリュー・ディ「レ・プレソニエ」のAOCブルゴーニュ区画から収穫されたものが使用され、通常のブルゴーニュ・ブランとは一線を画す品質を誇ります。
2021年ヴィンテージは、冷涼な年の特性が色濃く現れた、清冽なミネラルと張り詰めた酸が際立つスタイルです。ノーズは、レモン、ライム、青リンゴといったフレッシュな果実のアロマに、白い花、そして火打石のような硬質なミネラルが重なります。
口に含むと、凝縮した果実の芯がありながらも、鋭く美しい酸が全体を引き締め、非常にタイトでエレガントな余韻へと続きます。

ヴィンテージ情報

2021年のブルゴーニュは、春の霜害と夏の冷涼さにより収穫量が少ないヴィンテージとなりましたが、ブドウの品質は高く、特に白ワインは清らかで張りのある酸が特徴です。アロマの凝縮感があり、ミネラルが際立つ、エレガンスと熟成のポテンシャルを兼ね備えたクラシックなスタイルに仕上がっています。
収量が極めて減少したため、評価の高い造り手や畑のワインは世界で争奪戦となっている稀少なヴィンテージです。

商品情報

相性の良い料理例

• ホタテのポワレ
• 白身魚のムニエル
• 鶏肉のクリーム煮込み
• 熟成したコンテやボーフォールなどのハードチーズ　など