プス・ドール　シャンボル・ミュジニー　レ・グロゼイユ　2010

生産者紹介

ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールは、かつてDRC（ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ）のオーナーであったデュヴォー・ブロシェ家の所有地を起源に持つ、ヴォルネイの偉大なドメーヌです。1997年に現オーナーのパトリック・ランダンジェ氏が購入し、醸造施設を重力利用の6層構造に刷新するなど、品質向上のための徹底的な投資を行いました。2018年からは息子のブノワ・ランダンジェ氏が当主となり、ビオディナミ農法に基づいた厳格で自然な栽培と、アンフォラ（素焼きの壺）を用いた新たな試みを導入。
ピュアで洗練された、若いうちから楽しめるエレガンスと長期熟成に耐える力強さを兼ね備えたワインを生み出しています。

このワインについて

「ブルゴーニュの宝石」シャンボール・ミュジニーに位置する一級畑「レ・グロゼイユ」のピノ・ノワールから造られる、エレガンスの極みともいえるワインです。レ・グロゼイユは、その名の通り赤スグリ（グロゼイユ）の香りを連想させる、チャーミングな香りが特徴的です。
2010年ヴィンテージは、ミカンと黒い果実の香りを伴う魅力的なフローラルなブーケを持ちます。口当たりはミディアムボディで、まろやかで肉厚な味わい。赤スグリやライラック、バラの香りがあり、撫でるような（カレス）口当たりが特徴的です。若々しい後味と生き生きとした風味が、グレート・ヴィンテージの凝縮感とあいまって、複雑で洗練された味わいを生み出しています。その骨格は、長期熟成にも十分に耐えるポテンシャルを秘めています。

ヴィンテージ情報

2010年のブルゴーニュは、冷涼な気候と収量の少なさから、凝縮感と酸が理想的なバランスで共存した、極めて優れたグレート・ヴィンテージとなりました。この年のワインは、非常にクラシックで、テロワールの個性が純粋に表現された力強いスタイルが特徴です。
シャンボール・ミュジニーにおいても、完璧な熟度とフィネスを兼ね備えた、卓越したストラクチャーを持つワインが生まれました。

商品情報

相性の良い料理例

• 鴨肉のロースト
• キノコとハーブを使ったテリーヌ
• チキンステーキ
• エポワスなどのウォッシュチーズ　など