ドゥリュー　ピノ・ノワール　ウェンドリング・ヴィンヤード　2017

生産者紹介

ドゥリュー・ワインズは、ジェイソン＆モリー・ドゥリュー夫妻が2000年に設立したワイナリーです。牧場を兼ねたエステートワイナリーをつくるため、サンタ･リタ･ヒルズから2005年にメンドシーノ沿岸に移動しました。
冷涼な海洋性気候のブドウ栽培地であるカリフォルニアのメンドシーノ・リッジに位置し、ピノ・ノワールやシャルドネといった品種の個性を最大限に引き出すことに情熱を注いでいます。
サステイナブル農法を取り入れ細部まで丁寧に手入れをし、酸味と果実、メリハリのあるバランスの良いワインを造り出します。彼らのワインは、土地のテロワールを素直に表現した、エレガントでフィネスに満ちたスタイルが特徴です。

このワインについて

メンドシーノ・リッジのアンダーソン・ヴァレー北部にある銘醸畑、ウェンドリング・ヴィンヤードのブドウから造られる単一畑キュヴェです。樹齢の若いブドウから生まれるフレッシュな果実味と、この畑特有のフィネスが見事に表現されています。
2017年ヴィンテージは、ラズベリーやチェリー、ザクロなどの赤系果実の香りに、湿った土やキノコ、紅茶、スパイスなどの複雑なニュアンスが重なります。口に含むと、生き生きとした酸が感じられ、細やかで滑らかなタンニンが骨格を成します。
ピュアな果実味が口いっぱいに広がり、ミネラル感と相まって非常にエレガントな仕上がりです。他のドゥリューのピノに比べて控えめな果実味で、より抑制されつつ毅然としたテクスチャーを持ち、エレガントな味わいをしています。
今飲んでも楽しめますが、数年の熟成を経ることでさらに複雑さが増していくでしょう。

ヴィンテージ情報

2017年のカリフォルニアは、乾燥した気候と記録的な熱波に見舞われた年でした。メンドシーノ・リッジも例外ではありませんでしたが、冷涼な気候のおかげでブドウの成熟は比較的穏やかに進みました。ドゥリュー・ワインズでは、細やかな畑管理と注意深い収穫タイミングによって、ブドウの健全性を維持。収量は少なかったものの、凝縮感があり、力強いブドウを得ることができました。結果として、この年のワインは、エネルギーに満ち、テロワールを強く反映したスタイルに仕上がっています。

商品情報

相性の良い料理例

• 鴨肉のロースト
  
• キノコのソテー
• ラム肉のグリル
  
• 熟成したハードチーズ　など