ジャン・シャルル・リオン　クロ・ヴージョ　ル・プティ・モーペルテュイ　2011

生産者紹介

ジャン・シャルル・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュを代表する造り手、ダニエル・リオンの孫にあたります。ダニエル・リオンが1955年に設立したドメーヌは、1995年に長男パトリスが継承しましたが、その後2000年にパトリスが独立。その後は、クリストフとオリヴィエが栽培醸造を担当し、妹パスカルが販売を行っていました。
2018年にダニエル・リオンは活動を終了し、ダニエルの孫であるジャン・シャルル・リオンが新たな道を歩んでいます。

このワインについて

ブルゴーニュで最も有名なグラン・クリュのひとつであるクロ・ヴージョ。このワインは、その中でも「プティ・モーペルテュイ」と呼ばれる小さな区画のブドウから造られる、ジャン・シャルル・リオンの傑作です。
ワインの深みと複雑さを与えるため、新樽をかなりの割合で使用しており、バニラやスパイスのニュアンスが繊細に溶け込んでいます。
2011年ヴィンテージは、ラズベリー、チェリー、クランベリーといった赤系果実のピュアな香りに、ハーブや湿った土、そして紅茶のニュアンスが重なります。口に含むと、力強さとフィネスを両立した、シルキーで滑らかなテクスチャーが楽しめます。きめ細かく熟したタンニンと、生き生きとした酸味が見事に調和した、素晴らしい完成度を誇る一本です。

ヴィンテージ情報

2011年のブルゴーニュは、生育期が冷涼で不規則な天候に見舞われたため、生産者にとっては難しいヴィンテージとなりました。しかし、夏の好天がブドウの成熟を促し、生き生きとした酸味とエレガンスを併せ持つ、クラシックなスタイルのワインが多く生まれました。クロ・ヴージョにおいても、ブドウは優れたバランスを保って熟し、テロワール由来の純粋な個性が際立つワインが生み出されました。

商品情報

相性の良い料理例

• トリュフを使った料理
  
• ジビエ料理
  
• じっくりと煮込んだ牛肉料理
• エポワスなどのウォッシュチーズ　など