ヴァンサン・カレーム　ヴーヴレ　モワルー　2016【アウトレット】

生産者紹介

ヴァンサン・カレームは、ロワール地方ヴーヴレにおいて最も注目される生産者の一人です。彼は妻と共に、ヴーヴレ・アペラシオンのヴェルヌー・シュル・ブレンヌに拠点を置き、1999年にドメーヌを設立しました。 現在、ブドウ畑は17ヘクタール超に拡大しており、シュナン・ブランが100%植えられています。
彼らは2007年から有機農法を実践し、ヴーヴレのテロワールを構成する粘土石灰質と火打石（シレックス）土壌の個性を最大限に表現することに注力しています。ヴーヴレを代表する存在として、その地位を確立しています。

このワインについて

ヴーヴレのアペラシオンが誇る、シュナン・ブラン100%のモワルー（甘口）ワインです。フランス語でモワルーは「柔らかい」を意味しますが、ワイン界においては「（天然の）甘口」を指します。
このワインは、ヴーヴレイのテロワールを象徴するシレックス土壌の畑から収穫されたブドウを使用し、その年最も熟度の高いブドウ、特に貴腐がついたブドウを用いて造られます。 自然酵母を使用し、樽や大樽で醸造した後、さらに12〜18ヶ月間タンクで熟成させるという長期熟成工程を経ることで、複雑さと純粋さを両立させています。
2016年ヴィンテージは、アカシアのハチミツ、金柑、アプリコット、そして熟成によるトーストやスパイスの複雑なアロマが特徴的です。豊かでまろやかな甘さが広がり、それをヴーヴレ特有の力強い酸が支えています。
この見事な酸と残糖のバランスが、ワインに長期熟成のポテンシャルとエレガンスを与えています。

ヴィンテージ情報

2016年のロワールは、気候が安定し、特にヴーヴレイではモワルーの生産に最高の条件が整った年となりました。収穫期の適切なタイミングで貴腐菌（ボトリティス・シネレア）の恩恵を最大限に受けたブドウが得られ、これによりワインは凝縮した甘味とともに、テロワール由来の高い酸を保つことに成功しました。
酸と果実味が力強く調和した、極めて優良なヴィンテージです。

商品情報

相性の良い料理例 

• フォアグラのポワレ
• ブルーチーズ（ロックフォール、ゴルゴンゾーラなど）
• リンゴや洋梨のタルト、アーモンドのデザート
• 中華料理やスパイシーなエスニック料理