レイモン・ユッセグリオ／シャトーヌフ・デュ・パプ　ルージュ　パール・デ・ザンジュ　2017

【ソムリエVのセンシュアル・ノート <sensual note> 】

リリース当初、しっかりと感じられた渋み（タンニン）は時の流れとともに程よく液体に溶け込み、熟したカシスやプラム、リコリス、黒オリーブなどが深く、重層的に重なり合って感性に訴えてくるようなワインです。5年ほど寝かせればさらに口当たりも優しく、奥行きを感じるワインに成長します。

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シャトーヌフ・デュ・パプの街の高台には中世の宮殿跡があるが、その遺跡に近い所に所在するのがレイモン・ユッセグリオのドメーヌです。ユッセグリオの名を持つ３つの蔵元の中でも最も知られる名門のレイモン・ユッセグリオ。ユッセグリオ家は元々本家にあたるレイモンのドメーヌのパプが著名。ピ エールの方が著名になりすぎてちょっと知られてない節もありますが、実はレイモンが一番超一流な古典的ヌフ・ド・パプとパーカーも賞賛しています。レイモンが生み出すワインは、まさに長期熟成を感じさせるハイポテンシャルで極上品です。

ブドウ品種：ムールヴェードル、グルナッシュ、シラー