ドメーヌ・デ・トゥール　メルロー＆シラー　2007

生産者紹介

ドメーヌ・デ・トゥールは、南ローヌの伝説的な造り手シャトー・ラヤスのオーナーであるエマニュエル・レイノー氏が所有するドメーヌです。このシャトー・ラヤスの血統を受け継ぐ存在であることは、最大のセールスポイントであり、その卓越したワイン造りの哲学がシャトー・デ・トゥールにも色濃く反映されています。一貫して高品質なワインを造り続け、ワイン愛好家から高い評価を得ています。

このワインについて

南ローヌの太陽を浴びて育ったメルローとシラーをブレンドして造られる、ドメーヌ・デ・トゥールの熟成した赤ワインです。2007年という偉大なヴィンテージの個性が、18年の時を経て見事に表現されています。
ブラックベリーやプラムなどの黒系果実に、シラー由来のスパイス香、そして熟成によるドライフルーツやなめし革、土のようなニュアンスが感じられます。口当たりは比較的まろやかで、タンニンはこなれており、果実味は凝縮感を残しつつ、複雑さを増しています。シラーのスパイシーさとメルローの柔らかな質感が調和した、非常に興味深い一本です。

ヴィンテージ情報

2007年のローヌは、乾燥した気候と暑い夏に恵まれ、ブドウは優れた熟度を得た、傑出したグレート・ヴィンテージとなりました。南ローヌにおいても、豊かな果実味と力強さ、そして素晴らしい凝縮感を備えたワインが多く生産されました。シャトー・デ・トゥールのような優れた生産者のワインは、この年のブドウのポテンシャルを最大限に引き出し、長期の熟成を経て、複雑で美しい風味を形成しています。

商品情報

相性の良い料理例

• ラム肉のロースト
  
• 牛肉の煮込み料理
  
• ジビエのテリーヌ
• 熟成したコンテやマンチェゴなどのハードチーズ　など