フォクスン　シラー　ティナクアイック・ヴィンヤード　2019

フォクスンはビル・ウェイスンとディック・ドーアによって1985年にサンタマリアヴァレーに設立されました。

フォクスンのトレードマークの「碇」も、彼が船乗りだったことに因んだものです。
設立当初から今も変わらず一貫して掲げるポリシーは、
「少量生産」 「シングルヴィンヤード」 「ミニマリズム主義」です。
最後のそれは、生産量についてのことではなく、"ワイン造りにおいて、最小限しか手を加えない"つまりテロワールを素直に表現するワイン造りと言えます。

2019年のティナカイック・ヴィンヤード・シラーは、ブラックベリーやスミレの風味を持ち、コート・ロティに似た特徴を示す優れたワインです。
フレンチオークとハンガリーオークで18ヶ月熟成され、青い果実の味わいが豊かで、野生のブルーベリーやスパイスの香りが感じられます。
また、しっかりとしたタンニンと酸味があり、ペッパーの余韻が楽しめます。
インターナショナル・ワイン・レポートで95点、Vinousで93-95点の評価を受けており、今後さらなる熟成後の姿も期待できます。

ブドウ品種：シラー